2016年6月10日金曜日

ペルー大統領選

接戦となっていた大統領選挙ですが、ケイコ・フジモリ氏が敗北を認め、ペドロ・クチンスキ氏の勝利で決着したそうです。




6/8の時点で、開票率99%を超えても決着がつかなく、在外投票に注目が集まっていました。
そして、日本での投票率は、ケイコ・フジモリ氏82.31%、クチンスキ氏17.92%と圧倒的にケイコ・フジモリ氏への支持が多く、ケイコ・フジモリ氏の勝利となるか!?と思っていましたが、実際はクチンスキ氏の勝利で大統領選挙が終わりました。

ペルーに住んでいる日本人としての立場としては、ケイコ氏が勝利していれば、なにか日本人に良い事があるのでは、なんて考えていましたが、そうでもないようです。

どうも日系人の方に話を伺った所によると、ペルーに住んでいる日系社会の人々は、ケイコ氏にではなく、クチンスキ氏に投票を入れる方が多かったそうです。
それは、過去の迫害の歴史が繰り返されるのではないかとの不安からだそうです。

また、ペルー人の方々も、ケイコ氏に不満がある訳ではないが、ケイコ氏の父親アルベルト・フジモリ元大統領に対する不満からクチンスキ氏に投票される方も多かったそうです。

ペルーに住んでいる、日本人・日系人としては、ペドロ・クチンスキ氏の勝利で良かったのかもしれませんね。

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